「リッチメニューに電話ボタンを置きたい」「予約サイトに飛ばしたい」「クーポン配布の動線を作りたい」—店舗集客で使うリッチメニューでは、この3つのアクションが圧倒的に多用されます。
本記事ではLINEリッチメニューに電話・予約・クーポンを設置する方法を、設定手順・URL/コードの書き方・運用のコツに分けて解説します。
3つのアクションでカバーできる店舗導線
店舗のリッチメニューで設置されるアクションの大半は、次の3つに集約されます。
| アクション | 用途 | 設定方式 |
|---|---|---|
| 電話発信 | 来店予約・問い合わせ | telリンク(URLアクション) |
| 予約サイト遷移 | WEB予約・席予約 | URLアクション |
| クーポン配布 | 来店促進・リピート喚起 | クーポン機能 or URL |
この3つを使いこなせれば、ほぼすべての店舗業態のリッチメニューが組めます。
【アクション①】電話発信ボタンの設置方法
スマホからワンタップで店舗に電話できるボタンを設置する方法です。
設定手順
- リッチメニュー編集画面で対象タップ領域を選択
- アクション種別から「リンク(URLアクション)」を選択
- URL欄に telリンク を入力:
- アクションラベル:「電話で予約する」など
- 保存
telリンクの書き方ルール
| 形式 | 入力例 | 備考 |
|---|---|---|
| 国内番号(推奨) | tel:0312345678 | ハイフンなし |
| ハイフン付き | tel:03-1234-5678 | iOSは可、Android一部不可 |
| 国際番号 | tel:+81312345678 | 海外からの発信に対応 |
| フリーダイヤル | tel:0120123456 | 通常通り発信可 |
⚠️ ハイフンは外すのが安全。一部のAndroid端末でリンクが認識されないケースがあります。
iOS / Android での挙動の違い
- iOS:タップで「○○に発信しますか?」のダイアログ→OKで発信
- Android:タップで電話アプリが開き、番号がプリセット→発信ボタンで通話開始
どちらもワンタップでは発信されない(誤発信防止)ため、ボタン文言は「電話で予約」「電話する」が適切です。
営業時間外の対策
電話ボタンが営業時間外もタップされる前提で、次の対策をしておきましょう。
- 遷移先ページに営業時間を明記(自社サイトの予約ページなど)
- 時間帯別リッチメニューに切り替え(営業時間内だけ電話ボタンを表示)
- 自動応答メッセージを併用し、営業時間外は予約フォームに誘導
時間帯切り替えの実装はLINEリッチメニューの設定方法|表示設定・期間・切り替えを参照してください。
【アクション②】予約サイトへ遷移するボタン
WEB予約サイトや自社の予約ページへ遷移させる方法です。
設定手順
- アクション種別「リンク(URL)」を選択
- URL欄に予約サイトのURLを入力(必ず
https://から始める) - アクションラベル:「ご予約はこちら」など
- 保存
主要予約サービス別のリンク仕様
| サービス | リンク形式 | 備考 |
|---|---|---|
| ホットペッパービューティー | 店舗ページURL | そのまま貼付OK |
| ホットペッパーグルメ | 店舗ページURL | クーポンページURLも可 |
| ぐるなび | 店舗ページURL | 「ネット予約」ボタン押下に誘導 |
| 食べログ | 店舗ページURL | 予約ボタンが目立つページに直リンク |
| TableCheck | 予約ウィジェットURL | 埋め込み型の場合は専用URLを発行 |
| 自社予約フォーム | 自社サイトURL | UTMパラメータでLINE経由を計測 |
UTMパラメータでLINE経由を計測する
GAでLINE経由の予約数を把握したい場合、URLにUTMパラメータを付けます。
例:
これでGA上「source=line」のセッションをLINE経由として識別できます。
LIFFアプリで予約フォームを表示する
さらに高度な実装として、LIFF(LINE内ブラウザ)で予約フォームを表示する方法もあります。
- LINE内で完結するUX
- ユーザーIDが取得できるためリピート判定が可能
- ただし開発コストがかかる
LIFF実装は運用代行で対応するのが現実的です。
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【アクション③】クーポン配布の設置方法
クーポン配布には2つのアプローチがあります。
方法A:LINE標準のクーポン機能を使う
メリット:管理がLINE内で完結、利用回数の制限が可能
デメリット:店舗で読み取りオペレーションが必要
設定手順
- 事前にクーポンを作成:左メニュー「クーポン」→「作成」→ 内容入力
- リッチメニュー編集画面でアクション種別「クーポン」を選択
- 作成済みクーポンから対象を選択
- 保存
クーポン作成時のおすすめ設定
- 有効期限:2週間〜1ヶ月(短すぎると焦り、長すぎると忘れられる)
- 利用可能回数:「お一人様1回」が王道
- クーポンコード:店舗で打ち間違いが起きにくい英数字4桁
方法B:自社サイトのクーポンページに飛ばす
メリット:デザイン自由、予約までの導線設計が可能
デメリット:LINE内完結ではない
URL アクションでクーポン専用LPに遷移させる形式です。クーポンコード表示+予約導線まで一気通貫で組めます。
どちらを選ぶか
| ケース | 推奨方式 |
|---|---|
| 来店オペレーションが取れる | 方法A(LINEクーポン) |
| 予約までの導線も組みたい | 方法B(自社LP) |
| 多店舗で統一管理したい | 方法B(自社LP) |
| 利用回数を厳密に管理したい | 方法A(LINEクーポン) |
クーポン専用LPのデザインはLINEリッチメニューのおしゃれなデザイン事例&作成ツールを参考にしてください。
4分割メニューでの推奨配置例
電話・予約・クーポンを組み合わせた4分割メニューの王道配置です。
最重要CTAを左上、補助CTAを右上、サポート導線を下段、というレイアウトが最もタップ率が安定します。
アクション設計でやりがちな失敗3選
失敗1. URLにhttps://が抜けている
症状:タップしてもリンクが開かない
対策:必ずhttps://またはtel:から始まっているか保存前に確認
失敗2. クーポン期限切れに気付かない
症状:「タップしてもクーポンが表示されない」
対策:月初にクーポン一覧を点検、期限切れは新規発行で差し替え
失敗3. タップ領域とボタンの位置がずれている
症状:「電話したいのに別ボタンが反応する」
対策:プレビューで実際にタップして全領域を確認
トラブル全般はLINEリッチメニューが表示されない原因と対処法で網羅しています。
まとめ|3アクションを押さえれば店舗導線は完成
LINEリッチメニューでよく使う電話・予約・クーポンの3アクションは、
- 電話:
tel:0312345678形式のURLアクション、ハイフンなし推奨 - 予約:予約サイトURL or 自社フォーム、UTMで計測
- クーポン:LINEクーポン機能 or 自社LP、用途で使い分け
の3点を押さえれば設置完了です。最初は4分割メニューでこの3つ+アクセスを配置し、運用しながら効果測定→改善を回していくのが鉄板です。
設定全体の手順はLINEリッチメニューの設定方法|表示設定・期間・切り替え、業態別の応用は飲食店向けLINEリッチメニュー活用術【事例付き】を参照してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 電話ボタンはAndroidでも動く?
A. 動きます。ただしハイフン入りのtelリンクは一部Android端末で認識されないことがあるため、ハイフンなしを推奨します。
Q2. 予約サイトのURLが長すぎる場合、短縮URLでもOK?
A. OKですが、bit.ly等の短縮サービスは一部スパム判定を受けるリスクがあります。自社ドメインの短縮(例:go.example.com/reserve)が安全です。
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