10月23日【社員研修に伴う臨時休業】

個人ではどんな方法がある?ネットショップの商品仕入れのポイントをご紹介!

ネットショップを開業する上で、課題となりやすいもののひとつが「仕入れ」。特に個人で運営しようと考えている方の場合、一体どこで商品を仕入れられるのだろう?と気になる方もいると思います。

そこで今回は、個人で、あるいは副業としてネットショップを開業するケースを例に、仕入れの方法やポイントなどについて詳しくまとめました。代表的な仕入れサイト情報も掲載していますので、ぜひご参考ください。

目次

個人や副業でもできる!ネットショップの商品仕入れの方法

ネットショップは昨今身近な存在となっているため、まずは個人で、あるいは副業として始めてみようと検討する方も多いでしょう。しかし、最初は取引先を持たない状態からのスタートとなりますから、以下のような方法で仕入れを行うのが一般的のようです。

その① ハンドメイド作品やデジタルコンテンツなどを自作する

ハンドメイドやデジタルコンテンツなどを作成するスキルがあれば、自作するのが最も簡単な方法です。購入者との間を仲介してくれる専門サイトも豊富なため、ネットショップを持たなくとも利益を出せる可能性もあるでしょう。

◎BASEの受注生産を利用する方法も!

無料でネットショップを作成できるサービスとして知られている「BASE(https://thebase.in/)」。BASEには自分でデザインしたTシャツやアクセサリー、スマホケース、トートバッグ、缶バッジなどを受注生産できる機能が設けられています。商品が売れたら発注するだけで製造・発送まで行ってくれるので、非常に簡単です。

その② リサイクルショップやフリマなどで商品を購入(転売)

次に、転売をメインとする場合には「リサイクルショップやフリマ」などが利用できます。商材としてはおもちゃや雑貨、ファッションアイテムなどが代表的ですが、いずれにしても「安く買い、高く売る」ことを前提に目利きを行う必要があるでしょう。修理のスキルがあれば、壊れたものでも売れる可能性が。

その③ その後需要が高まりそうな新品を購入(転売)

中古品ではなく、あえて新品を購入する方法もあります。これは数量限定品や、世間の需要が高すぎて品薄が予想される商品などに有効な手段です。言わば「プレミア」価値を期待してビジネスを行うもので、こちらもたしかな目利きが求められるほか、本当にその商品を必要としている人々の迷惑にならないよう気を配らなければなりません。

その④ 問屋・展示会に足を運ぶ

小売店としての審査に通れば、専門の「問屋」で商品を仕入れる方法もあります。日本には卸問屋が集まる問屋街も存在しますが、その多くは会員制なので、希望する場合は店舗を証明できるものを用意して申し込んでみましょう。販売者向けに開催されている「展示会」ならもう少し気軽に参加できる可能性もありますから、スケジュールを確認してみてはいかがでしょうか。

その⑤ 海外から仕入れる

海外からの仕入れを検討する場合にも、基本的には展示会への参加から始まります。海外の仕入れ先と出逢える展示会ではパスポートが求められることが多いので、有効期限を含め確認しておくのがおすすめです。語学力やコミュニケーション能力に自信があるなら、直接海外へ足を運んで交渉する、という手もあるでしょう。

その⑥ 仕入れサイトを利用する

ネットを利用した方法の中で最も手軽なのは「仕入れサイト」を利用するというもの。仕入れサイトは言わばネットの卸売業者といった形で、基本的には会員登録を行えば購入が可能です。代表的な仕入れサイトは後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

仕入れを成功させるには?売れる商品を見つけるポイント

しかし、どの方法を利用するにしても「売れる商品」を取り扱わなければ意味がありません。では、売れる商品を見つけるにはどういったポイントがあるのでしょうか?

消費者の立場から、自分も買いたいと思う商品を仕入れる

まずは「消費者の立場から考えてみる」こと。例えばリサイクルショップやフリマで修理すれば使えるかも、という商品を見つけたからと言って、それを自分が欲しいと思うでしょうか?デザイン性に優れている、新品で探そうとしてもなかなかこういう商品は見つからない…といった特徴があって初めて需要が生まれるため、買う側の視点で慎重に判断する必要があるでしょう。

トレンドをこまめにチェック

かつて需要が見込めた商品でも、時が経てば廃れてしまうこともあります。仮に自分が欲しいと思えるものに出逢えたら、次に「今求めている人がどれだけいるか?」を考えてみましょう。トレンドを押さえた商品の方が、当然ながら高い利益を出せる可能性は高いもの。ただし、ブランド品や日用品の中には普遍的な人気を誇るアイテムも存在しますから、状況に応じて判断してみてください。

大手では取り扱いのない商品を仕入れ、似た商品との差別化も意識する

大手のネットショップで取り扱っていない商品を選ぶ、というのもひとつのポイント。同じ商品を仕入れると、どうしても知名度の高いショップの方が有利になってしまいます。差別化をはかるためにも、自社ならではのこだわりが見えるラインナップを作ることが大切です。

また、同じような商品を取り扱っているネットショップが他にある場合には、どう差別化できるかを考えてみてください。デザインや機能性など、細かい部分のチョイスに独自性が見いだせるのではないでしょうか。

代表的な仕入れサイトはどこ?

最後に、最も手軽な仕入れ方法と言える「専門の卸売サイトを利用する」場合、どのような選択肢があるのかを見ていきましょう。

NETSEA(ネッシー)

https://www.netsea.jp/

国内の卸売モールサイトとしては最大級とされるNETSER(ネッシー)。基本的には無料の会員登録を行うだけで利用でき、出展企業の商品を見積もりなしで簡単に比較検討できるのが魅力です。

TopSeller(トップセラー)

https://top-seller.jp/

在庫を置くスペース不要で、10万点以上の商品を取り扱うことができるTopSeller(トップセラー)。商品はこちらのサイトからお客様に配送してもらえるので、自己管理しなくて良いのが何よりのポイントです。

卸の達人

http://www.oroshi-tatsujin.com/

美容系アイテムや健康食品、ダイエット用品などを専門的に取り扱うのが卸の達人。いずれも通販商材としては定番のものなので、まずはネットショップのノウハウを学びたいという方にも利用しやすいサイトです。1点からも仕入れ可能で、こちらも無料で会員登録を行えます。

Cmall

http://www.cmall.co.jp/

Cmallはアパレル専門の仕入れサイトとして知られていますが、最たる特徴は「海外からの仕入れも可能」という点。商品データや商品画像などもダウンロードでき、ネットショップでの販売もしやすくなっています。

◎オリジナリティを追求するなら「商品開発委託」を選択するのもアリ!

今回は主に既製品(他社製品)を仕入れて売る、というネットショップの方法についてご紹介しましたが、他社と差別化をはかりたい場合は、オリジナル商品も検討してみると良いでしょう。

ハンドメイドやデジタルコンテンツ以外にも、化粧品や健康食品でよく使用される方法としては「商品開発委託(OEM)」というものがあります。これは開発技術を持つ会社に製品の製作を依頼することを指し、自社にスキルがなくても独自の商品を販売できるのが強みです。ネットショップの運営手法は多岐に渡りますから、本格的に開業する場合はぜひ慎重に考えてみてくださいね。

 

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